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プロジェクションマッピングの仕組みを大公開

2025 12/06
プロジェクションマッピング
2025年5月10日2025年12月6日

私たちはプロジェクションマッピングの事業を2024年から始めました。

始めてからすぐに、介護施設のイベントにてプロジェクションマッピングをさせていただきました。

それからゴルフ店さんや立体駐車場など、いろいろなところで実施させていただきました。

常設プロジェクションマッピング

今回はプロジェクションマッピングがどのようにして作られているのかをお伝えしようと思っています。

目次

この記事からわかること

  • プロジェクションマッピングとは?
    あらゆるものをスクリーンにして投影する演出手法
    なぜ今、プロジェクションマッピング?
    制作の大まかな流れとは
  • ステップ1:企画とコンセプト立案
    目的とターゲット選定
    コンセプトとストーリーボード作成
    予算、期間、規模の決定
  • ステップ2:投影面の調査と3Dマッピング
    現場調査
    投影面の写真撮影と計測
    投影面の3Dモデル作成
  • ステップ3:映像コンテンツの制作
    デザインとアニメーション制作
    使用するソフトウェア
    コンテンツ制作のコツ
  • ステップ4:機材の選定と準備
  • ステップ5:現場での設営とキャリブレーション
    機材の設営・映像の調整
  • ステップ6:本番実行とオペレーション
    リハーサルと最終チェック
  • まとめ:プロジェクションマッピング制作の醍醐味と注意点
    難しさの中に生まれる達成感
    成功のためのチームワークの重要性
    まずは小規模から
    専門業者に相談することも検討しよう

プロジェクションマッピングとは?

あらゆるものをスクリーンにして投影する演出手法

プロジェクションマッピングは建物の外壁、洞窟や木などの自然物、テーブルの上などあらゆるものをスクリーンに見立てて投影する演出手法です。

対象物によってコンテンツの作り方も変わり、そこにしかないアニメーションを作ることができるので他にはない特別かんを感じることができます。

また、あらゆるものをスクリーンに見立てることから、汎用性に長けており工夫次第でいろいろな使い方ができる面白い演出手法です。

なぜ今、プロジェクションマッピング?

今はスマホ内でいろいろなエンタメを楽しめることができる世の中になっています。家にいながらいくらでも楽しむことができます。

屋外プロジェクションマッピング車

そんな世の中だからこそリアルな感動や楽しさをもっと提供したい。そんな思いからプロジェクションマッピングを始めました。

プロジェクションマッピングは賛否両論あるまだまだ新しい分野です。

それでも光と音楽の融合演出は人々に興味を持たせて、足を運んで見にいく人もたくさんいます。プロジェクションマッピングの名前を聞いたことある人も多くなってきています。

そんなお客様を失望させないためにも今はコンテンツの質が問われている時代に来ています。だからこそCG映像制作のプロである弊社がプロジェクションマッピングを行う意義があるのです。

制作の大まかな流れとは

これからあまり知られていない制作の流れを紹介していきます。

ソフトウェアの進化も目まぐるしく、いろいろな種類もリリースされてきています。また、規模によっても流れは千差万別ですが、その中でも私たちが実際に行った介護施設イベントでの流れを紹介します。

ステップ1:企画とコンセプト立案

目的とターゲット選定

イベントを行う上で目的が最も大切です。

プロジェクションマッピングはあらゆる分野のプロが関わります。また、コンテンツ制作においては高度な技術を必要とします。

そのため、スタートの何を目的とするかがとても大切です。

ここでの目的はコロナ明けで数年ぶりのイベントということもあり、盛大にイベントを成功させて地域との繋がりを改めて作り上げることでした。

ターゲットはご利用者様とそのご家族、地域の方々です。

できるだけわかりやすいコンテンツ内容かつ華やかであることを意識しました。

コンセプトとストーリーボード作成

コンセプトは豪華絢爛で華やかさと和をテーマにしました。

このコンセプトを形にするために簡単なストーリーボードを作成します。

予算、期間、規模の決定

ストーリーボードを元に、全体の尺を算出して予算を決定します。

投影面は横幅40mの高さ約10mの面に決定しました。何度かテスト投影もして明るさ的にも問題ことがわかりました。

実施の期間、投影範囲を決定したら制作の開始です。

ステップ2:投影面の調査と3Dマッピング

現場調査

内容が決まったら、現場調査です。

どこに機材やオペレーションルームを確保するかを現場を見て判断します。

機材を設置できる敷地を確保できるか。電源を確保することが可能かを調査します。

投影面の写真撮影と計測

投影面の図面をもとに投影からの正確な距離や投影面の面積を算出します。

図面がなければ、写真を撮影し、実測により寸法を計測する必要があります。

この寸法は後の3Dモデルの作成に関わってきます。正確な寸法を取れるかどうかでその後の作業効率に大きく影響します。

投影面の3Dモデル作成

投影面の3Dモデルを作成します。

3Dモデルを作成してから、その上に3Dアニメーション映像を作っていきます。

プロジェクションマッピングは建物の形状にぴったり合わさった映像になることで、見ている人に感動を与えます。

3Dモデル制作には精巧な作業が求められます。

ステップ3:映像コンテンツの制作

デザインとアニメーション制作

絵コンテをもとにCG映像を制作していきます。

この作業が最も高い技術を必要とする部分です。動きを作りBGMとのバランスも意識しながら制作していきます。

制作期間は約2ヶ月間かかりました。

暗い色は見えにくいので、できるだけわかりやすくビビットな色を多用しながら、陳腐になりにくいように全体のバランスを調整します。

CG制作においての腕の見せどころになります。

使用するソフトウェア

3Dアニメーションに使用するソフトウェアは3dsmaxです。モデリングソフトやアニメーションソフトはあらゆるものがありますが、高品質でリアルな表現が得意で建築のモデリングにも適しているソフトウェアとして3dasmaxを採用しています。

動画編集ソフトとしてはAfterEffectを使用します。全体の映像とBGMを調整していきます。

建物の形状に合わせて、本番でオペレーションするためのソフトとしてマッドマッパーを使用します。 操作性に優れていて小〜大規模なプロジェクションマッピングイベントに適しているソフトです。

コンテンツ制作のコツ

コンテンツ制作で意識していることは各カットの整合です。

介護施設でのプロジェクションマッピング映像

各カットの変わり目をできるだけ流れるような自然な表現にすることで、映像の質が決まってきます。

始まりから終わりまでが一連の流れとなることで、観客がストレスなく時間を忘れて作品に没入することができます。

ステップ4:機材の選定と準備

ここでは音響スピーカー6台、そのうち高音質スピーカーを2台選定しました。

高品質な音響を使用することで臨場感と迫力のあるプロジェクションマッピングになりました。

プロジェクターは15000lmプロジェクターを2台使用しました。

ステップ5:現場での設営とキャリブレーション

機材の設営・映像の調整

本番前日に機材を設営します。

日が暮れてから映像の調整を行います。ここでマッドマッパーのソフトを使用して建物の形状合わせて調整していきます。

4時間ほどかけて微調整を繰り返して、最終的にピッタリあった映像を作ることができました。

プロジェクターは本来屋外に設置することを想定してないので、湿気や雨に弱いです。

朝露を避けるためにプロジェクターには毛布とポリ袋を被せ、その上からしっかり養生する必要があります。

ステップ6:本番実行とオペレーション

リハーサルと最終チェック

本番当日、音響の確認を行います。

最終確認として音響チェックと映像の通しをしました。

そこで映像が途中でフリーズしてしまうトラブルが発生。

原因は不明だが、どうやらMacbookPCだと音響を繋げた時に映像がフリーズしてしまうようです。

予備で準備していたWindowsPCで急遽対応することにしました。

そのようなこともあるので、時間に余裕を持ってリハーサルをするように心がけましょう。

最終的に本番は大成功!プロジェクションマッピング中は歓声が上がり、感動に包まれていました。

まとめ:プロジェクションマッピング制作の醍醐味と注意点

難しさの中に生まれる達成感

プロジェクションマッピングは企画から本番まで3〜4ヶ月の期間がかかりました。

時間や労力をかけた分だけ本番の達成感はひとしおでした。

成功のためのチームワークの重要性

プロジェクトを成功させるためには、チームワークが不可欠です。

それぞれの分野のプロフェッショナルと共に仕事を行うことで、素晴らしい作品を作り上げることができます。

そのため、仲間づくりはプロジェクションマッピングを行う上で最も重要なことの一つです。

まずは小規模から

もし、これからプロジェクションマッピングをやってみたいと考えている人がいたら、小規模のイベントから始めることをお勧めします。

プロジェクターを2台以上制御することは、1台よりも格段に技術的難易度が上がります。また、小規模の方がリスクも少なく最初の段階では十分学びも多いので、小さいプロジェクションマッピングから始めることをお勧めします。

専門業者に相談することも検討しよう

今回はプロジェクションマッピングの仕組みについて、実例を元に解説していきました。

もしイベントでプロジェクションマッピングを取り入れたいと考えている事業者様がおりましたら、お気軽にご相談ください。

お見積もりだけではなく、ご提案やアドバイスもできるかと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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